母と子ども

幼児教育に関するつぶやき

「や、や、やっぱり!」となりました。

前回コメントした、あの!6月視察した幼稚園の件です。このまま行くと怖いなぁと思っていた事が現実となりました。


子どもを通わせているママさんから、「困りました…。」と連絡が入りました。
◯◯ぐみ(年長15名)のみんなが元気がないので、ママさんたちで調査したところ、何と担任が保育を放棄して保育室から出てこないとの事。


「小さな怪我が毎日発生し、補助の先生はゼロ!誰も見ていないところで園児がバラバラに園庭で遊んでいる!大ケガがあってからでは遅い!というよりひどい!
中心の保護者たちが、まずは三人がかりで苦情を言ったようですが、園側の対応はなし…。
教育委員会に言うべきなのか、検討中です。
1ヶ月後の10月頭に運動会があるのですが、何の練習もなしです。
昨年のような、成長に感動し思わず涙ぐんでしまうなものは見られないのでしょうか…」と。

 

まずは、やっぱりか!という感想です。あの担任はそうなる要素を全て持っている人間でした。
しかし、保育を放棄しているわりには教室に入ってるのだから、園としても、保護者としても、子どもたちとしても、本当に迷惑な事です。
さっさと辞めてくれれば、まだいいのに、その勇気はないんですね。無責任なくせに自分の立場だけは捨てられない、そこにはしがみつく最低な人間だと思います。

彼女は、自分の努力の無さと、能力の無さから引き起こした事に、まだ気づいていません。担任を降りる選択すらできない幼稚な人間です。

鋭い保護者ならもっとずっと前に転園しているでしょうが、幼児にも保護者にも中身のわかりにくい「幼稚園」という空間は、実は大変危険な場所なんですねー。
中身をよく吟味せず、大切な幼児期を3年間も過ごす場所を決めてしまう若いママたち。大事な我が子の命を、そして大切な幼児期の輝く時間を任せる前によーくよーく考えて選ばないと、このように取り返しのつかない現実が訪れます。

 

私からのアドバイスは、
「まずはその3人のお母さん方が言った苦情?に対して、園側がどう対応するのか?見てみましょう。
訴えてから何日経ちましたか?
緊急事態の今、早急な対応がなければ、◯◯ぐみ保護者を全て集めて園側との話し合いの場を持つべきでしょう。


こちらの要求は勿論「すぐさま担任を替えて通常の保育を遂行してもらう事」だと思います。
担任が苦しんでいる事に対して、人としてかわいそうと思う気持ちは、人としてあります。しかし、これは仕事なんです。そこに感情論は必要ありません。こちらは対価を支払って子どもを預けているわけなので。しかも、生身の人間を預かる、さらには「教育の現場」である事を忘れてもらっては困るのです。


もし園側が動いてくれないのなら
時間の猶予はあまりないですね。
幼児の集団ですから、事故でも起こったら元も子もないので、教育委員会に相談するのも1つの手段でしょうね。今すでに、心配で子どもを園に送れずにお休みさせてるご家庭もあるのですから、早急な対応が必要ですね。
その場合、教育委員会に言うには、具体的で詳細な内容や経緯の提示が必要かも知れません。
園側に訴えたけど、早急に対応してもらえないのでこちらに連絡をしたという流れで。

また、今回の事態は園長や主任、誰かわかりませんが、そもそも担任を含むこの人たちも公務員なので、対応が遅いなら、これも管理責任者の怠慢として、問題です。担任は勿論、職務放棄として処分を求めるべきでしょう。」

と。
このようにアドバイスしました。

 

いやはや…幼児教育の現場の改善はどうすれば良いのでしょう。
待機児童云々の話はよく耳にしますが、じゃなくて、現場の保育内容や人的環境の向上については、なかなか目を向けてもらっていないように思います。問題が浮上してから、それに対して右往左往してる事はあるようです。
行政の中でも、子育て支援課なるものの方から、園側と保護者とのトラブルに対して対応する事に予算を使う方法は取られていますが、じゃなくて、そうなる前の教育や、劣化してきた人的環境のレベルアップや底上げみたいな事の方が先決だと、切に思います。
ああ、学生を輩出する大学や短大も大いに責任はあるでしょうね。

 

悲しいねー、不安だねー、子どもたち。

そして未来の日本。